入浴を快適かつ安全にする「シャワーチェア」の選び方
こんにちは、カワイコーポレーションです。
意外に多い入浴事故を防ぐための「シャワーチェア」をご紹介します。
介護用椅子は「シャワーチェア」「シャワーベンチ」「シャワーイス」「入浴用いす」など、よび方がさまざまです。
筋力の低下やリウマチ、骨折などで、低い浴室の椅子に腰をおろすのが困難な方でも、つかまり立ちができ、椅子から立ち上がれる場合は、介護用椅子「シャワーチェア」を利用することで、安全に身体を洗うことができます。
お風呂に入るメリットは
●清潔を維持する
●髪や体を洗って刺激を与え、体を温め血行を良くする
●新陳代謝の促進
しかし、厚生労働省の「人口動態調査」によると・・
高齢者の不慮の事故による死亡者数
①転倒・転落(浴室含む)
②誤嚥等の不慮の窒息
③不慮の溺死及び溺水
これらの事故での死亡者数は、「交通事故」の死亡者数より多くなっています。
ですから浴室での転倒や溺水、温度変化によるヒートショック等の事故に注意が必要で、入浴は介助者にとって負担が大きいものです。
シャワーチェアは、介護保険の福祉用具購入対象用品ですが、
介護予防や転倒防止のため、早い段階から使用することをおすすめします。
*一般的な高齢者や要支援・要介護1の方の利用が多い介護用品です。
●筋力低下
●変形性膝関節症やリウマチ
●下半身麻痺や骨折された方
●転倒しやすい方
●つまずきやすく、方向転換が困難な方
●心臓疾患や高血圧の方
●転倒防止・安全確保が可能
●介助者の負担の軽減
●見守りが不要となり、1人入浴が可能
洗い場の大きさ、出入口の扉の確認が重要
*内開きの扉の場合、シャワーチェアをおいても扉が開くか確認
*移動に十分なスペースがあるか(狭いと転倒の原因になる)
*介助者の移動スペースも確認(無理な姿勢での介助は、身体の負担と転倒の危険)
*体格に合ったもの(高さ・座高の調整ができるもの)
▼座った姿勢が保てない方
*ひじ掛けと背もたれの付いているタイプがオススメ
⇒ひじ掛けの跳ね上げができるものが浴槽への移乗がしやすい。
▼座った姿勢が安定する方
*ひじ掛けなしタイプがオススメ
⇒浴槽への移乗が楽
浴槽に取り付けた手すりをつかんで立ち上がりしやすい。
▼視力に疾患がある人
*赤などはっきりとした色のものを選びましょう。
シャワーチェアは、背もたれやひじ掛けつきなど、さまざまな種類があります。
身体のバランスやお風呂場の状況に合わせて選びましょう。
狭い浴室の方には収納できる「折りたたみ式」のものもおすすめです。
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