巧妙な特殊詐欺の実態!被害者の9割が65歳以上の高齢者
こんにちは、カワイコーポレーションです。
特殊詐欺の被害者の9割近くが65歳以上の高齢者だということをご存知ですか?
高齢者だけに対策を任せるのは限界があります。
家族や知り合いが特殊詐欺の手口を知り、注意を呼び掛けてあげましょう。
特殊詐欺の被害者の9割近くが65歳以上の高齢者で、特に女性の割合が高くなっています。
詐欺の手口・対策を知っておきましょう。
被害多くなっているキャッシュカードを狙う詐欺
警察官や銀行員、家電量販店、百貨店員と名乗り
「キャッシュカード(銀行口座)が悪用されている」
「キャッシュカードを新しくする必要がある」
「預金を保護する手続をする」
「キャッシュカードの確認のため自宅までうかがいます」
こうして、犯人が自宅を訪れます。
「暗証番号を書いた紙とキャッシュカードを封筒に入れください」と支持し
偽のカードと本物のカードをすり替え、預金を口座から引き出します。
警察官や銀行員などが暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にありません。
自治体や税務署の職員などと名乗り
「医療費や給付金の払い戻しがあるため、キャッシュカードの確認や取替の必要がある」
こう言って自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取る詐欺です。
キャッシュカードや暗証番号を要求するのは、すべて詐欺です。
<相談事例>
●「給付金の申請を代行するので、マイナンバーカードを貸して欲しい」と電話があった
●自治体職員から「特別定額給付金の申請を代行する」と電話があった
●「給付金の受付番号が届いていない」と電話があり、振込先銀行口座を聞かれた
●「手続きを急いでいる方」と書かれた給付金申請書がポストに入っていた
●郵送で給付金申請した後にSMSが届き、口座番号や暗証番号を入力した
息子や孫などになりすまし
仕事に関するトラブルを口実に、お金を要求する詐欺です。
「風邪をひいて、喉の調子が悪い」
「携帯電話をなくして携帯番号が変わった」
新しい電話番号を登録させた後で・・・
「会社のお金を株に使い込んだ」
「会社のお金が入ったバッグを失くした」
「訴えると言われているのでお金が必要」
偽の息子(孫)の話を裏付けるために、警察官や同僚を名乗る人物から電話がかかる場合もあります。
電話でお金の要求があった場合、いったん電話を切りましょう。
<対処法>
●信頼できる人に電話をかけなおしてもらう
●今まで使っていた息子や孫の電話番号にかけなおす
●他の家族や警察に連絡する
●息子や孫しか知らない事を聞く⇒「自分の誕生日」「息子や孫の誕生日」など
【政府の啓発動画】
>>>政府インターネットテレビでの「ダマされちゃだめ!給付金詐欺」
【電話de詐欺の手口詳細】
特殊詐欺を未然に防ぐには、電話をとるまでの対処が重要です。
●電話をかけてきた相手に「この通話は防犯のため録音されます」と警告
●未登録者からの電話は、赤いランプで「迷惑電話に注意してください」と警告
●着信拒否機能つき
具体的な機種は、「迷惑電話防止機能機器」で検索してみてください
防犯機能を備えた電話機ではない場合は、留守番機能を設定しておき、電話の相手を確認してから電話に出ましょう。
電話口で話をすると被害に遭うリスクが高まります。
もし、電話に出ても慌てずおかしいと思ったら、すぐに電話をきりましょう。
●消費者ホットライン
☎188(いやや)
*最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センター等を案内します
●電話de詐欺相談ダイヤル
☎0120‐494‐506
●警察相談専用窓口
☎#9110
【警視庁】
詐欺に騙されないには、普段からコミュニケーションを密にしておきましょう。
「元気にしている?変わったことはない?」「最近、こんな詐欺が増えているらしいよ」と
詐欺の手口や対策を話しておくことが大切です。