認知症・高齢者シェアハウス【夢み寮】
こんにちは、カワイコーポレーションです。
本日はグループ会社・(株)ミュウシードが運営している、認知症などの高齢者シェアハウス
「夢み寮」のご紹介です。
尼崎市内に3つある「夢み寮」の東七松を訪問してきました。
「寮」に専属のヘルパーステーションがあって、個人の自宅(部屋)に訪問介護をおこなう仕組みです。
入り口は安全面(防犯・徘徊)を重視し、ロックがかかっています。
ちょうど3時のおやつが終わったところでした。
1階の食堂のようすです。
部屋に帰る時間は自由です。
自分たちでできることは、自分たちでおこなってもらいます。
必要以上の介護はせずに、本人の自立をサポートします。
食堂の隣の部屋は、家族とも集える「夢みカフェ」
飲み物は無料です。
木の素材に囲まれた温もりのある空間で、介護スタッフの方の自然体な対応が
心地良かったです。
国の制度に縛られない自由度の高いサポートが、支援者の独自性につながり
やりがいを持って、仕事をされている様子でした。
2階。3階はお各自のお部屋です。寮の部屋なので好きにレイアウトできます。
中には重度の障がいや認知症を患っている方もいるので、
お部屋には、寝る時以外は戻らない方もいらっしゃるようです。
制度を上手く利用したサポートのほか、制度では限界のある高齢者の望みに寄り添い
高齢者の「生きる喜び」を奪わない独自の高齢者介護サポートを展開しています。
住んでいる高齢者同士が「ともに生きる」を基本に、この仕組みができるまで、
逆風の嵐だったと聞いています。
また、そのお話は別の機会でできればと思います。
ここからは私の主観ですが、国の様々な制度は、自分のために利用するもので、制度をビジネスや利益のために利用すると、人の「気持ち」は無視されて楽しくなくなります。「夢み寮」がどこにも真似ができないのは、制度本来の「誰が何のために?」の本質からブレない努力をしているところです。それはとても魅力的でした。
「愛でご飯は食べれない」という台詞がありますが、「愛でご飯を食べる仕組み」を手間暇かけて考え抜き、仕事にするのがカワイコーポレーションです。そして「夢み寮」は、それを象徴するひとつのモデルです。
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2020-05-30 by
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