特別養護老人ホーム(特養)の入居条件
こんにちは、カワイコーポレーションです。
今日は公的施設の特別養護老人ホーム(特養)の入居の条件についてお話します。
特別養護老人ホームは公的な「介護保険施設」で、要介護の高齢者が入居できます
「入居要件を教えてください」
◆ 特別養護老人ホームの入居条件 ◆
・65歳以上で要介護3以上の高齢者
・40歳~64歳で特定疾病が認められた要介護3以上の方
・特例により入居が認められた要介護1~2の方
*看護師の24時間ケアが必要な方や看取り希望者の受け入れができない施設もあります
*感染症を持つなど「集団生活が難しい」と判断される方の入居は困難です
「特例で入居が認められるって、どんな条件なの?」
◆ 要介護1~2の方の特例入居条件 ◆
・認知症で、日常生活に支障をきたす症状・行動・意思疎通の困難さが頻繁にみられる
・知的障がい・精神障がい等で、日常生活に支障をきたす症状・行動・意思疎通の困難さが頻繁にみられる
・家族等の深刻な虐待が疑われ、心身の安全・安心の確保ができない
・単身世帯、家族等の支援が期待できず、地域の介護サービスや生活支援の供給が不十分である
「入居の順番はどうなってるの?」
毎月入居判定委員会があり、介護度や家族の状況で緊急度が高い順に入居できます
「入居の費用・料金は?」
介護保険が適用され、民間施設より安く設定されています。また、入居一時金はありません。
◆ 特別養護老人ホームの特徴 ◆
<費用が安い> 一時金はなく、所得に応じた費用の減免制度があります
<24時間介護が受けられる> 介護スタッフは24時間常駐しています
<長期入所が前提> 原則として終身的に介護を受けることができます
<入居は原則要介護3以上> 要介護1~2でも入居できる場合もあります
<入居に時間がかかる> 地域差があり数年かかる場合もあります
<医療体制の限界> 施設の体制により、夜間に医療行為が必要な方は入居が難しい
地域によって施設に空きがあます。
以前よりは入りやすくなっているので、近くの「地域包括支援センター」にご相談ください