コロナで外出自粛!虚弱状態(フレイル)の予防
こんにちは、カワイコーポレーションです。
コロナ感染症は高齢者が重症化するリスクが高いということもあり、
必要以上に外出を控えていませんか?
外出自粛で体と心が衰える可能性が高まります、この時期をどう過ごすか考えてみましょう。
政府の専門家会議の見解(2020年3月9日) によると、以下の3つの条件(3つの密)が重なったときに感染リスクが高まるようです。
1.換気の悪い密閉空間である
2.多数の人が密集している
3.近距離での会話や発声が行われる密接場面
「自宅に籠る」生活が長引くと活動量が減って、身体機能だけでなく精神面や、認知機能の低下にもつながります。
要介護状態の一歩手前を虚弱状態(フレイル)といい、高齢者のフレイル予防が必要です。
◆活動量を増やす
◆栄養
◆口腔ケア
◆社会性を保つ
●室内
・テレビ(ユーチューブ)をみながらストレッチ
・ラジオ体操やスクワット
●室外
・空いている時間帯に買い物へ出かける
・公園など開放的な場所で散歩や軽い運動
・人と会わない時間帯に近所を散歩
⇒テイクアウトのお店も増えたので、お弁当を上手に利用しましょう。
・飲み込む力(嚥下機能)が低下すると、食べものが気管に入り「誤嚥(ごえん)性肺炎」になる可能性があります。
⇒飲み込みづらい様子があれば、歯科医に相談しましょう。
・口腔ケアは感染症予防にもつながるので歯磨きをきちんとおこないましょう。
・外出機会が減ると社会との繋がりが薄れ、意欲の低下を引き起こします。
・ひとりにならない、させない事が大切です。
・コロナウィルス感染を防ぐために、毎日数分でもいいので電話やインターネットで人と会話することを心がけましょう。
自宅でできる、様々な趣味に取り組んでみてはどうでしょうか。
社交的な人は、ぜひインターネットアプリで人とつながってみましょう。
文章を書くことが苦にならない人は、友人知人に手紙を書いてみてはどうでしょう。自分のことを振り返る良い時間になります。
コロナウィルスのネガティブ面ばかりにフォーカスせず、この時期だからこそできることを人間の知恵と工夫で見つけてみると、以外にもそれが人生のギフトになります。
マイナスに見える出来事を人生の「垢」にするか「糧(かて)」にするかはその人次第です。