高齢者は要注意!骨折の予防法
こんにちは、カワイコーポレーションです。
高齢者の骨折は「寝たきり」になる可能性があります。
今回は高齢者の骨折について、原因・予防法をお話します。
1. 太ももの付け根の骨折
〈原因〉転倒
*お尻の脂肪が少ないと骨折しやすい
*寝たきりになる方が多い
2. 背骨の骨折
〈原因〉尻もちをつく・骨粗しょう症が進むと、生活動作中でも起こる
*「いつのまにか骨折」ともいわれる
3. 腕の付け根の骨折
〈原因〉転んで肩を打ったり、肘や手をついて起こる
4. 手首の骨折
〈原因〉転んで手をついて起こる
引用元:内閣府 令和2年版高齢社会白書(全体版)「2 健康・福祉」
65歳以上で介護が必要となった主な原因が「転倒・骨折」は12.5%〈男性7.1% 女性15.2%〉と1割以上を占めています。
女性の方が転倒による要介護率は高くなっています。
◎骨粗しょう症(骨がもろくなる)
*70代の女性では4割以上、80歳以上の女性では6割以上が発症
◎筋力・バランス感覚の低下
*骨折の原因となるのは、太ももを持ち上げる筋肉(ちょうようきん)です。
◎皮下脂肪が薄くなる(ひはくか)
*転倒時に皮下脂肪が少ないと骨折につながる
⇒食事量の減少による栄養不足が原因
◎認知症
*転倒しやすく、手をうまく使えなくなる
【転倒しにくい意識と環境】
段差や滑りやすい個所を普段から注意することが大切です。「意識すること」は普段の積み重ねなので「ここつまずきやすいよ」「すべるよ」の声掛けとともに、自分で意識できるようにしていきましょう。
床の段差の解消/玄関、廊下、トイレ、浴室の手すり/敷物をテープで固定する
家の中の整理整頓/滑りにくい靴選び
【適度な運動】
ウォーキングや体操、ストレッチを行いましょう。
高齢者の1日の歩数の目標「男性6,700歩、女性5,900歩」*厚生労働省
【バランス良い食事】
骨密度低下を予防する食事
カルシウム・タンパク質・ビタミンDの摂取を意識しましょう。
日光にあたる〈ビタミンDが生成される〉
*ビタミンDはカルシウム吸収をサポートする
骨折は直接、死に至るわけではありませんが、生活の質を落として寝たきりになると、認知症を発症する可能性も高まり、元気に動ける「健康寿命」に大きく関係します。
少しでも元気なうちから、骨折しない体づくりをしていきましょう。
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