認知症や鬱の原因にもなる老人性難聴
こんにちは、カワイコーポレーションです。
老人性難聴が原因で認知症や鬱になるって知ってましたか?
耳が聞こえにくくなったかも・・と感じたら早期に対応しましょう。
老人性難聴は「不便」だけではなく、孤立化や引きこもりにつながり、活動量減少で認知症・鬱のリスクが高まります。
<精神的問題点まとめ>
・話す音は聞こえても、内容がわからず話すことが嫌になり疎外感・抑うつぎみになる
・聞き間違いや聞き返しが多くなり、人間関係がギクシャクする
・聞こえたふりをし、つじつまが合わなくなりコミュニケーションが上手くいかない
有毛細胞は再生しないので、難聴は治りません
聴こえの悪さが顕著に表れるのは60代ごろです。
【予防法】
①ストレスをためない
*適度な運動
②耳の血流を良くする
*血流障害は高血圧、高コレステロールで起こりやすいので、バランスの良い食事
*ビタミンBを多く含む食事<豚ヒレもも・大豆・マグロ・カツオ・しじみ・レバー・うなぎなど>
③大きな音をさける
聴こえづらくても不必要にボリュームをあげない
家の近くに高速道路や線路がある環境も要注意
⇒防音ガラスや背の高い家具を置くなど騒音を防ぐ対策をおすすめします。
①銀行や病院などで名前を呼ばれても気づかない
②車の音、クラクションに気づかない
③チャイムや携帯電話に気づかない
④「聞き返し」「聞き間違い」が増える
⑤話を最後まで聞かないと勘違いをされる
厚生労働省の「新オレンジプラン」2015年1月発表によると、難聴は認知症の危険因子とされています。
難聴は人間関係と精神面にも影響を及ぼすので、「少し聞こえが悪くなっただけ」と軽く考えず、聞こえにくいと自覚し、対処することが大切です。
老人性難聴は、音が聞こえにくいだけではありません。
加齢にともなう脳の機能低下など様々な要因があって起きています。
補聴器で音を大きくしても改善できない部分があります。
しかし 補聴器により聞こえが改善されて会話がスムーズになったり、テレビの音や合図に気づく場合もあるので一度、試聴してみると良いでしょう。
軽い難聴を疑う時は、手軽に使える「集音器」をつかってみてはどうでしょう
医療にかからなくても手に入ります。
*集音器はカワイコーポレーションでも扱っていますので、お気軽にご相談ください
老人性難聴は、加齢とともに徐々に進行します。
①聞き間違い②呼びかけに気付かないが多くなったら難聴かもしれません。
難聴を疑う時は下記のことに気をつけてみましょう
●静かなところで話す
<テレビやラジオは消す>
●お互いの顔(特に口元)が見える位置で話す
●普通の声の大きさで、はっきりと話す
<大きな声をださない>
●内容は簡単にまとめる
<ダラダラと話さない>
●聞き返される場合は、言い方(表現方法)を変える
●会話をする前に、肩に触れるなど注意を向ける
聞こえが悪くなることで不安感や孤独感が増す人もいます。
周囲の理解と配慮が大切です。
難聴を軽く考えず、その人の性格に合わせて気にかけてあげましょう。
聴こえない事は悪い事ばかりではありません。
情報から離れて自分の世界を堪能したり、自分を振り返る時間でもあるのです。
それは向き不向きがあるので、「難聴」に惑わされず見守る姿勢も大切です。
「難聴」をきっかけに新たな関係が築けたり、初めて知る内面が現れたりもします。
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