コロナ渦で「老化が加速する?!」重要なのは人との交流。
こんにちは、カワイコーポレーションです。
高齢者で持病があったり、大病を患った経験がある人はコロナ感染への恐怖から外出せず「食欲低下」「体力低下」を引き起こし「老化が加速」する可能性があります。
コロナの影響で、急に生活機能が落ちて、要介護度が変わるケースも増えているそうです。
コロナには感染しなかったけど、寝たきりになるなんて本人も家族も望んでいません。
前回のブログに引き続き、高齢者のコロナ渦の中での過ごし方を考えたいと思います。
「数年かけて落ちる筋力が、外出を控えて動かないでいたら1週間で失われる」
骨折でギブスをはめていると、あっという間に筋力がなくなります。
コロナウィルス感染の恐れから、外出をさけていた高齢者の方はリズムある日常を取り戻しましょう。
筋肉は10代がピークで、あとは何もしなければ1年に3%~5%ずつ減っていくそうです。
高齢者の場合は、筋肉量の減少を加速させる別の要素がプラスされます。
◆栄養不足
◆運動不足
◆加齢
高齢になって、食事が簡単な「パン」「うどん」「ご飯」などの炭水化物に偏ると「タンパク質」が不足し、運動する機会も減ると、どんどん筋力は減っていきます。
肉や魚、卵、大豆製品をとるのが望ましいですが、難しい場合はアミノ酸製剤(サプリメント)を摂取しましょう。
筋肉には持続力に必要な「赤筋(遅筋)」と、瞬発力に必要な「白筋(速筋)」があります。
高齢者が落ちやすいのは瞬発力を担う「白筋」です。
白筋を鍛えるにはスクワットやダンベル体操などが有効です。
筋肉と人との触れ合いは関係なさそうにみえますが、そうではありません。
運動をしても、人との交流がないと虚弱状態へのリスクが高まります。
コロナウィルス感染リスクがあるなかでも考えなければならないのは、社会とつながる、人と触れ合う場を持つこと
人でなくても動物・植物・自然など生きモノとの交流が元気の源になります。
厚生労働省は6月、介護事業所に対してタブレットなどのIT機器の購入・リース費用を支援することを明らかにしました。
利用者とオンラインでつながり、運動や会話でサポートする支援もはじまっています。
ITが苦手な高齢者もオンラインを活用し人とつながるためのサポートや、高齢者でも簡単に操作できるようなIT技術の進歩が、今後の世の中の発展につながるんだと思います。