認知症の主な症状

こんにちは、カワイコーポレーションです。

認知症の主な症状についてお話します。

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「認知症の症状について教えてください」

 

 

 

認知症の症状は大きく「中核症状と周辺症状(BPSD)」に分けられます。

詳しくみていきましょう

 

 

中核症状

 

「記憶障がい」「見当識障がい」「失認・失行・失語」「実行機能障がい・判断力障がい」があります。

 

 

記憶障がい

 

・食事の内容、食事したことを忘れる

*薬を飲んだかどうか忘れるため、服薬中は注意が必要です

 

 

見当識障がい

 

・日付や曜日、季節、今いる場所がわからない

・外出したら家に帰れなくなる

 

 

失認・失行・失語

 

・〈失認〉五感の感覚が働かない状態
・〈失行〉手足のマヒではなく「歯みがき」「ネクタイを締める」といった動作できない状態
・〈失語〉言葉を聞く・話す・読む・書くができなくなる状態

 

 

実行機能障がい・判断力障がい

 

・簡単な行動や善悪などの判断ができなくなる

⇒料理ができない・リモコン操作ができない等

・過去の記憶や未来予測ができず、不安になる

⇒落ち着かない言動・同じ質問をする

 

 

 

周辺症状

 

「徘徊」「抑うつ」「失禁・弄便」「幻覚」「妄想」「睡眠障害」「暴言・暴力」

 

 

徘徊

 

・歩き回る

最近で目的があり、どこかを目指して歩いているという見方もします

 

 

抑うつ

 

・気分が落ち込み活動することを嫌がる

⇒頑張ろうとするとうつ病になる可能性があります

 

 

失禁

 

・意思に沿わず便をもらす

〈弄便〉排泄した便をいじり壁や床などにつける行為

 

 

幻覚・幻視・幻聴

 

・実際にはないものを感じる

「部屋に誰かがいる」「監視されてる」「動物・虫がいる」「人の声がする」

 

 

妄想

 

・ありもしないことを「あった」と思いこむ

財布を盗まれた」「邪魔者にされた」「見捨てられた」「夫(妻)が浮気してる」

 

 

睡眠障がい

 

・眠れなくなる

*昼夜逆転すると、介護の負担が大きくなります

 

 

暴言・暴力

 

・本人または他者に向けた攻撃的になる

〈要因〉不安と混乱・感情が抑制できない・自尊心が傷つく・体調不良・周囲の感情に影響される

 

 

 

認知症介護の辛さとして「先が見えないこと」が挙げられます。ひとりで抱え込まず、信頼できる人をみつけて相談してみましょう

 

 

 

認知症になってからでは、様々な手続きに時間がかかり本人の意思は反映しにくくなります。

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