特殊寝台〈介護ベット〉と選び方

 

こんにちは、カワイコーポレーションです。

 

カワイコーポレーションでは、介護用品レンタルを行っています。

そのなかで、介護の負担を軽減する『特殊寝台』についてお話します。

 

 

 

特殊寝台《介護ベット》とは

 

一般的には「介護ベッド」「電動ベッド」と呼ばれています

 

●ベットにサイドレールが取り付けてある(または取り付け可能)

 

 

●次に掲げる機能のいずれかを有するもの。

 

①背部または、脚部の傾斜角度が調整できる
②床板の高さが無段階に調節できる

 

 

*福祉用具商品紹介③<特殊寝台の楽匠プラスXタイプ>

 

 

特殊寝台《介護ベット》を使うメリット

 

 

【動作のサポート】

 

ベッドから起きる、立ち上がる、ベッドで食事をするなどの動きがラクにスムーズに行える。

介護する人も、背上げや高さ調整機能で無理な姿勢が減ります。

 

【眠りのサポート】

 

同じ姿勢が多くなる高齢者にとって、背上げや膝上げを使うことで呼吸や体勢がラクになり、眠りやすくなります。

 

 

特殊寝台《介護ベット》のモーター数の違い

 

 

《1モータータイプ》 背上げができる

《2モータータイプ》 背上げと脚上げができ、連動できる

《3モータ―タイプ》 2モータータイプに加え、ベッドの昇降ができる

《4モータータイプ》 3モータータイプに加え、頭の角度が調整できる

 

【要介護度別・最適モーター数】

 

 

要介護認定を受けている場合の要介護度による介護ベッドの必要モーター数の目安は次のとおりです。

 

 要支援1・・・1モーター  

 要支援2・・・1モーター 

 要介護1・・・1モーター ~ 2モーター

 要介護2・・・1モーター ~ 3モーター

 要介護3・・・2モーター ~ 3モーター

 要介護4・・・2モーター ~ 4モーター

 要介護5・・・2モーター ~ 4モーター

 

 

特殊寝台付属品のマットレス等の付属品について

 

 

硬さの違うものや褥創予防のエアマットや、自動体位変換機能が付いたものもあります。

ベッドサイドに取り付けるサイドレール、テーブル、スライディングボードやスライディングマットがあります。

 

 

特殊寝台の選び方

 

 

【大きさ】


特殊寝台は、通常のベッドより大きい

●介護者の食事介助や体位変換、車いすへの移乗など、ベッドサイドのスペース確保が必要

●足元の方向に10センチ程度のスペースが必要

●幅が広い、長さが長い製品もあるので、利用する方(要介護者)の体格で選ぶ

 

 

【背上げと膝上げの動作】


背上げ(背中を起こすこと)すると、体がずれて擦り傷ができる原因になります。このズレを抑えるために、介護度により膝上げ(膝を立てた状態)ができるベットをおすすめします。

体形により、背上げと膝上げが連動して動くタイプは体への負担が大きくなります。操作が別々に行えるベットの方が適している人もいるので、必ず専門家にご相談ください。

 

 

特殊寝台の介護保険の利用

 

 

要介護認定を受けている場合、特殊寝台・付属品は介護保険を利用し1割~3割負担で貸与できます。

*要支援1・2/要介護1の方は、原則として介護保険が利用できません。

 

 

まとめ

 

 

福祉用具の本来の目的は自立をサポートし、快適な生活をおくることです。

 

布団から起き上がりにくくなり、横になる時間が長くなった方が介護ベッドを使用すると動きがスムーズになり、他人の手助けなしに起き上がれることはで精神的な負担が減り、喜びにつながります。

 

 

介護ベッドに頼りすぎるデメリットは、筋力低下による衰えです。

自分で動ける範囲は積極的に自分でやれるようにサポートすることも大切です。

 

利用者と介護者の立場から、困っている事を把握し、必要な機能が備わったものを選んでください。

 

 

特殊寝台の楽匠プラスXタイプ>

 

 

 

 

 

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