高齢者の低栄養予防

こんにちは、カワイコーポレーションです。

 

高齢者の栄養不足から感染症や要介護状態になることが心配されます。

高齢者が健やかな生活を送るための栄養状態を保つ「低栄養予防」についてお話します。

 

 

 

低栄養とは

 

 

食欲低下、噛む力が弱くなる、口腔機能の低下により食事量が減り、動くために必要なエネルギーや、筋肉、皮膚、内臓をつくるたんぱく質などの栄養が不足した状態のことをいいます。

 

 

低栄養の症状と危険性

 

 

気づかないうちに栄養不足になると身体に以下の症状がでます。

 

 

運動機能や筋力の低下<体重減少・疲れやすい>

 

 

●筋力弱まり転倒や骨折の原因

●運動機能低下により寝たきりの原因

●呼吸筋の低下で、呼吸が浅くなりストレスを感じやすい

●咳をする力も弱まり、気道内の異物や分泌物を外にだせず肺炎を起こしやすい

●かむ力、飲み込む力(嚥下:えんげ)が弱くなり誤嚥(ごえん)の原因

 

 

免疫力の低下<風邪をひきやすく治りにくい>

 

●風邪をひきやすく、治りにくい

●傷や床ずれが治りにくい

●皮膚や消化管へのバリアが低くなり感染症のリスクが高まる

 

 

*高齢者の低栄養は、要介護状態をすすめ、命の危険性にもつながる状態です。

 

 

低栄養と脱水による症状

 

低栄養になると水分の摂取量も減り、脱水症状もみられます

 

●食欲がない
●口の中が乾く
●皮膚が乾燥し弾力がない
●唾液が粘り(べたべたした感じ)がある

 

 

低栄養になる原因

 

 

低栄養になる原因は以下が考えられます。

 

 

身体的側面

 

●筋力の低下や膝の痛みから歩くのが億劫になる

●調理のために長時間立つことに苦痛

●即席麺やパン類など調理済みの加工食品を購入しがち

 

 

社会的側面

 

●独居や社会的孤立による閉じこもり

●経済的に困窮し、食べる量を制限したり、食べる食品が偏る

●過疎地域では、近くに生鮮食品店がなく、菓子パンやレトルト食品での食事が増える

 

 

精神・心理的側面

 

●配偶者やペットとの死別によるストレス

●できたことが出来なくなった自信喪失

「歩くのが遅くなった」「耳が聞こえにくい」「物忘れがひどくなった」「食べこぼす」

●他人との関わりをさける

●認知機能の低下で、同じ物ばかり購入する

●調理がめんどうで、作る料理が限られる

⇒この場合は一緒に暮らす配偶者も栄養不良が生じます

 

 

低栄養の予防

 

 

●甘い菓子パンや、カップラーメンやレトルト食品が中心の食事をさける

●肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などたんぱく質を摂るようにする

●食材や調味料は身体に良いモノを心がける

 

小さな変化を見過ごさず、気にかかる出来事が続く時には、ご家族やかかりつけ医に相談しましょう。

 

<状況が深刻な場合>

家族やケアマネジャーにからだの変化や食事状況を把握してもらい、医師の診断を受けます

管理栄養士と連携し栄養バランスを整える、食習慣を変えるなどの改善方法で食事のサポートを受けてください

 

 

 

栄養補助食品の利用

 

ゼリー状、ドリンクタイプ、味や風味もデザート感覚で食べやすく工夫されています。

エネルギー補給、たんぱく質補給、ビタミン補給など、目的に合わせて選べます。

薬剤師や医師に体の状態や食生活を伝えて、適切なものを選んでもらいましょう。

 

*大型薬局やスーパーなどで販売されています

 

 


 

 

低栄養は食べ物だけの問題ではありません。

食事が楽しい時間になるように工夫することも大切です。季節の美味しいモノ・懐かしい子どもの頃を思い出す食べ物を用意するなど、家族がネットで注文し送ってあげるのもいいですね。

 

去年の秋、沖縄の島で「桑の実」をもいで食べたのは、楽しい時間でした。

少量でも、愛情がこもった料理や食材、天然の食材は、栄養以外のパワーも感じれます。

そんな食事をすることで「食の楽しさ」を思い出すきっかけになるかもしれません。

 

 

 

私たちは、老人ホーム・介護施設の身元保証サービス「みかづき」という、連帯保証人と身元保証の負担を減らしたサービスを提供しています。

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